sphere 竿 #1

Prescription Electronics Experience Fuzz
車内『狂気』で狂気のドライブ
今でも半年に1回ぐらいのペースで
Pink Floydの『狂気/The Dark Side Of The Moon』を聴きたくなるのは
それなりに音響であったりサウンドメイクに拘りを持つものであれば
当たり前の現象であろう。

ところが事件が起きた。
先だってから書いているように俺はここ最近圧縮音源たちに対する禁をやぶり
付き合いかたによってはこれほど便利なものはないと
彼らとよい関係を築いているつもりで…いた…が
過去形で書きなぐりたい気分にさせられる出来事が勃発した。

車を走らせている最中、前記したように半年ぶりの衝動にかられ
俺はカーナビに搭載されているMusicStokerを立ち上げ
アーカイブされた『狂気/The Dark Side Of The Moon』を選択した。

1曲目『Speak To Me』のアラン・パーソンズが編集した
「心拍音/ネジを巻く音/形容不可なインダストリアル・サウンド/男性の不吉な笑い声」
…がフェイドインし始めると
俺はこの1分間、呼吸を止め肺内の酸素だけに頼ることで
「女性の悲鳴」のピーク後に迎える2曲目『生命の息吹/Breathe』での冒頭の
世界一美しいEmadd9にそれこそ『生命の息吹』を感じながら一気に解放され
細部まで知り尽くした45分間の旅に出るのだ…
何度か訪れた後にご無沙汰していた懐かしい街を久しぶりに散策するのにも似て
アルバムのコンセプトやタイトルのイメージとはちがった…
温かさや、以前それを聴いたその時期、その季節を想う切なさなどが
凝縮され、眼前から閃光を帯びて
俺の巻き毛を無風のはずの車内でもなびかせるように後方めがけて拡散する…気。
そんな解放感なのだ。

…と、ところが
スピーカーから流れたのは6曲目の『Money』。

「え?…」「ほ…?」
瞬時にあわてながらも的確に「早送り(次曲)」マークを捉えた俺の左手の中指…
スピーカーから流れたのは10曲目の『狂気日食/Eclipse』。
「終わっちゃいますけど…」と独り事が出ても仕方ないだろう…。

つまり俺がこの車に、このカーナビに搭載されたHDに食わせた
130時間にも及ぶ圧縮音源たちはアルバムの曲順を無視して再生されるのだ。
いや、正確に言えば「無視」ではない。
液晶モニターに表示される曲タイトルの前に[○○○]と三桁の数字が表示され
それがイコールアルバムの曲順なのだが
この三桁の数字がオリジナルに対してイカサマで誤った登録をされているのだ。
そして食わせたすべてのアルバムがそうなっているわけではないようだ。

…おそらく、この三桁の数字を全曲入力し直せば
オリジナルのままの曲順で聴くことができるようになるのであろうが…
いまだ、その修正方法を見付けられずにいる。

完全なる不完全燃焼で終わった俺の『狂気/The Dark Side Of The Moon』の旅は
後日ライブDVD『Pulse』での「狂気全曲演奏」を観ることで解決されたが
俺からすればとんでもない問題が発生してしまった…。


sphere Live


TOKYO BOOT UP!2010
緊急参戦!

■日程
2010年9月4日(土)
■場所
新宿LOFT
■出演  
多数バンド、エントリー
■start
14:00〜
(sphereの出演は18:50頃になります)
■adv./day
1日券:前売り 1,500円 / 当日 2,000円(ドリンク別1,000円※1)
2日券:前売り 2,500円 / 当日 3,000円(ドリンク別1,000円※1)
3日券:前売り 4,000円 / 当日 4,500円(ドリンク別1,000円※1)
※1 リストバンドがドリンク券&入場パスになります:1,000円
■チケット
・sphere にて予約承ります。
・チケット:e+、INDIES-CD.COM(http://bit.ly/bI7lLv)
■問い合わせ
sphere official website


http://www.spheresongs.com/

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| - | 10:00 | - | -
MAMスタジオ、あるじ、体調崩す
一週間ぐらい前からマムの食欲が極端に落ちて
それまでの1/4ぐらいしか食べなくなっていた。
飼い主同様に「食うこと」以外に何が目的で生きている…という感じの
飽食の時代の申し子のようなその生き様に
突然ブレーキがかかったのである。

尋常ではない不安感を覚えた俺は
猫マスターしぶじゅんにメールで相談したり…した。
他の意見も一様に「医者に連れて行け」という。
コロンに薦められるがままに駒沢のとあるどうぶつ病院を予約する。

お出かけ自体、人生に数度のみの経験のマムをハウスに押し込み
車を飛ばし説明された病院の扉を緊張しながらも開いてみた。

症状などを説明したが
「牛乳は昔から大好きでこんな状態でも相変わらずに喜んで飲むんです」
という俺のセリフで獣医は「夏バテだな…」と答えを導き出した様子であった。
「栄養剤を注射しましょう」…「それと」
「一応念のために血液を採取し検査をする?」と聞かれ
せっかくのタイミングなのでということもありマムは拘束衣を着せられることになった。

筒状の袋のような姿のそれにマムを押し込み背中部分のファスナーを閉めると
エスパー伊藤がカバンからの脱出をするかのように
その拘束衣からアタマだけが顔を出す…文章がへんだな。
いつもの愛くるしい顔はどこへやら…
「不安っす」という感じで誰とも目を合わせず「ぶすー」っと正面のみを見据えている。

4つの足の部分には小さいファスナーが付いていて
注射を打つ足だけをそのファスナーの小窓から出す。
「血管がなかなか見えにくいねー」ということでバリカンで毛を剃られ
注射針を一気に挿していく…悲鳴にもならない…普段聞いたこともないような声を出し
マムの体格からすれば、これ人間に例えればどんだけの量よ?…と思うぐらい
大量の栄養剤がか細い(であろう)マムの血管に流れていく。
同様に血液も採取して「すぐ検査結果でますから…」という。
錠剤も1粒飲まされたがその飲んだか飲んでないかもわからないような
その獣医の鮮やかな手さばきにマムが「キョトン」とした瞬間はいつものマムを感じられ
嫁と看護婦女史とで笑いを誘っていた。

検査結果は至って健康…やはり夏バテであろうという。
その錠剤は食欲を誘発するらしく「これでちょっと様子をみましょう」ということであった。

生涯最大のショッキングな出来事を乗り超え
車中、ハウスの中のマムは徐々に穏やかさを取り戻し
クスリのせいもあるのかそのままうたた寝する勢い。
帰宅後さっそくいつものサイエンスダイエント・ヘアボールコントロール・シニアを
これまたいつもの量だけ皿に用意してみる…
食べる…食べる(笑)。

まだまだ安心は出来ないがその後の二日間、食欲は元に戻った。
ところがどこかいまだに元気がなく感じる…もう13歳と年でもあるし
マムの受けた病院でのトラウマはしばらくとれないのであろう。
それにこの夏…人間でさえバテるのだ。

それにしてもこの拘束衣
「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクターが着ていたものと同様に生成地…なのである。
おそらくなんの悪気もないのは重々承知のつもりなのだが…
もちょっとかわいくしても良いのではないか。

拘束衣といえばQuiet Riotがランディ・ローズの不幸の直後に
以前在籍していたバンドとして急にスポットライトを浴びた。
『METAL HEALTH』はバカ売れしたがあのジャケットも確か拘束衣。
『Cum On Feel The Noize』のPVはそれこそ飽きるぐらいに電波で流れたわけだが
ルディ・サーゾのベースの弾き方がかっこよく…ウチの…
ARKのベーシストもよく真似をしていた。

ふーー、音楽の話で終われたぜ。


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| - | 10:00 | - | -
聖杯
もう1つ

wipeのライブが9.25に控えている。

残り1ヶ月弱で新曲を3曲。
前回演奏できなかった名曲たちも…なんて考えているので
中西智子はなかなか大変であろうが…きっとやる子でしょう。
業務連絡:3曲目素材は来週あたまには送るよ…。

「新曲、データで、送るよ」
「前回のリハのテイク、データで、送ってよ」

「リミックス素材、トラック別にして、データで送りました」
「リミックス、完成したよ、データで、送るよ」

なんて便利な世の中になったのだろう。

昔はマルチトラックの素材なんか
もう怖くて持ち歩くのも忍びないどころか
空気に触れさせるのにも抵抗があったり…
そこまで神経質になる必要はないのだけど
そういう精神で臨んでしまうというか…
そうまさに聖域というのが相応しい。
聖杯を高らかに掲げる…がごとく
マルチトラックマスターテープを運搬したものである。

それが今や「送ったー」なんて感じでお手軽に扱えるご時勢。

バックアップを取るのもお手軽…
そりゃサウンドもお手軽になるわけだ。

物事にはすべて長所・短所が表裏一体なわけだが
聖域・聖杯のごとくの精神は忘れないよう心がけよう…と
自分の意識を再インストールした。


wipe

2010 9/25日(sat)
Zher the ZOO Yoyogi
『ALTER-MUSIC』  
act:WIPE/CATSUOMATICDEATH/mother fall asleep
adv:¥2,300 day:¥2,500(without1drink)
TICKET:・店頭販売・ローソン(L:77678)・e+


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| - | 10:00 | - | -
音ぎわ
緊急参戦@TOKYO BOOT UP! 2010

知人が薦めてくれての参戦。
ショーケース的なものへの出演といえば
ZEPPET STOREのUS一発目のLAのVapor Roomが…確か
ショーケースっぽいやり方だった…っけ?

そう本場では自分のことを自分で売り込むのは当たり前だった。

ライブの前後いろんな人を紹介されて…とはいえあちら英語で
こちら「I can't speak English.」なわけです。
時にプロモーター側が用意してくれた通訳譲を交えながら
時には片言すぎる英語で応対したのだが
KISSやDavid Bowieを売ったというウォーホール似のおじさんや
俺のギタープレイを熱く語るキッズや
(基本絶賛してくれているのは理解したが
そのくせいちいち「Jap!」と入れるのはムカついた)
「ふー、疲れたぁ」と一息ついているとレーベル・ボスのオリバーの奥さんが身重で
「おいおいジェントルマン。Ladyが来たら起立だろ」と席を譲ったり…あー、懐かしい。

で、今回初開催となるTOKYO BOOT UP! 2010
そんな本場のいいところを随所に取り入れて
文字通りトウキョウ、ひいては日本のシーンをBOOT UPしていこうという
(詳細はちがうかも知れないが)
試みに賛同しての参加…とはいえ落ちたら洒落にならんので
一応、チラチラ…ドキドキ…これも楽しい体験だった。

先日は説明会にも顔を出してきて
主催者側の意志であったり、また面白い話も聞けた。
キヨシのあごひげに反応されてか?…キヨシをメタリカと呼んでいたのには笑った。

そんな中でW杯の日本代表の今回の成功と音楽シーンをダブらせて
「サッカーは球ぎわ、音楽は音ぎわ。
 今回の代表は球ぎわも欧州列強に負けていなかった。
 日本のミュージシャンはまだまだ音ぎわに弱い。」
という話がでた。

偉そうに言ってしまえばその通りだと思いながらニヤけ顔で聞いていた。

まさに演奏中の渦の中、俺が感じているのはそんな音ぎわ。
これは演者側でしか感じられないものなのか?…
少なくとも俺の耳に残るものはすべてにそれがある。
では、演者として経験しているから他者の演奏でもそれが感じられるのか?
リスナー側には理解出来ない事なのか?…
今となってはそれは判らない。

バガボンドなどを読んでいると作者はその世界観をマンガとして
描こうとしているように感じる。
そして主人公が常に身を置いたのはまさにその世界だったのかも知れない。
マンガで…これはこれですごい世界だ。
昨今の龍馬ブームで俺もすっかり司馬遼太郎にハマってしまい
「燃えよ剣」とか読み始めてしまっているが…
言葉や画で「きわ」を語ろうとする行為を感じ取れるのは
その「きわ」を感じたことがあるもののみなのではないか?…
そう考えるとどこか切ない。

おお、話をどこまで逸らせばよい…お時間あればどーぞ。


sphere Live


TOKYO BOOT UP!2010
緊急参戦!

■日程
2010年9月4日(土)
■場所
新宿LOFT
■出演  
多数バンド、エントリー
■start
14:00〜
(sphereの出演は18:50頃になります)
■adv./day
1日券:前売り 1,500円 / 当日 2,000円(ドリンク別1,000円※1)
2日券:前売り 2,500円 / 当日 3,000円(ドリンク別1,000円※1)
3日券:前売り 4,000円 / 当日 4,500円(ドリンク別1,000円※1)
※1 リストバンドがドリンク券&入場パスになります:1,000円
■チケット
・sphere にて予約承ります。
・チケット:e+、INDIES-CD.COM(http://bit.ly/bI7lLv)
■問い合わせ
sphere official website


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| - | 10:00 | - | -
リミックス
9/15に発売になるcruyff in the bedroomの新譜「ukiyogunjou」の
リミックスに参加した…ん?話していた内容とちがう…まあいいか…用途は一緒だ。


以下

☆cruyff in the bedroomより[ukiyogunjou/remix album] 発表のお知らせ
9/15に発表になります新作[ukiyogunjou]を全国CDショップにてお買い求めのお客
様に先着で豪華アーティストによる全曲リミックスCDアルバムをプレゼントさせ
ていただきます。
※特典在庫が無くなり次第終了となります。
※都合によりお取り扱いのない店舗もございますので、お近くのCDショップまで
お問い合わせください。

豪華リミキサー陣が[ukiyogunjou]に新しい色をつけてくれました。
どうぞお買い逃しなきよう!


1,ukiyogunjou(harmonic fall rvb mix)
remixed by Naka-G(夜長オーケストラ)
orchestral performance by Yonaga Orchestra
2,cry  
remixed by Lemon's Chair featuring aya(shelling)
3,yasasihikari(not bootsroom rmx)  
remixed by ナカザワダイスケ
4,loves and lights  
remixed by white white sisters
5,quruttacekaij  
remixed by monocism
6,the colour is blue(Lillies and Remains Remix)  
remixed by KENT(Lillies and Remains)
7,sadness madness  
remixed by 1000say
8,I see the moonlight  
remixed by taiju wada(hare-brained unity)
9,mirawii carnaval  
remixed by キュマバロウ70
10,rain me  
remixed by COSMO-SHIKI
11,last night in antwerp(Tomigaya Remix) 
remixed by Makoto Gomi(sphere/wipe)


リミックスって楽しいな。
申し訳ないが好き勝手にやらせて頂いた…なのだが
いかにもリミックスというあえてちがうテイストを加えて変化を与えたり…みたいな
視点を変えるだけでは面白くないので
生真面目に…制作過程でその場にいないにも関わらず
メンバーとしてアレンジャーとしてエンジニアとして
もし俺がその場にいたらこの曲にどんな息吹を与えるかな…
みたいな視点でやってみた。
なのでリミックスらしい派手な演出やギミックは一切なく
むしろ真逆に俺が受け持った曲の
しっとりとした質感とかツヤっぽさをもっと全面に出して…
より切なくして…ハタくんチャーチ好きだよな、チャーチぃ!って感じの
荘厳な雰囲気も付加して…
みたいに一人で楽しんだお盆の作業であったのだ。

まあ終戦記念日に靖国神社にも行ったので
付加した荘厳さは教会ものではないのだが
詣でる気持ちは一緒だろう。
歌詞に代々木とあったので富ヶ谷ミックスと銘うった。


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